2025-09-11

新刊『レゾナント・コミュニケーション』発売です

9月8日、オオルリ社から2冊目の本が生まれました。

由佐美加子さん・中村伸也さん著『レゾナント・コミュニケーション』。

「レゾナント」とは、「共振」「共鳴」という意味です。

話せば話すほど、わかり合えない溝が深まっていくように感じます。

嫌悪感を抱いたり哀しい気持ちになったりで、理解し合うことをあきらめてしまうことが、最近多くあるように感じます。

そんなわかり合えない現実をどう乗り越えるか。

この本のサブタイトルにこうあります。

『「話し合う」ではなく「聴き合う」ための対話の技術』

そう、「話し方」ではなく、「聴き方」が、それを乗り越えるヒントだと、本書は気づかせてくれます。

問題なのは、相手にあるのでもなく、自身の話し方にあるのでもなく、自身の「聴き方」なのだと気づきます。

聴くのは本当に難しい。自分の感情が邪魔をして、相手の本当の望みを聴くことができません。

この本では、自分の内面に何があるのかを発見しながら、相手の本当の望みに耳を傾け、互いに「聴き合う」ことで、相容れない意見を持つ相手と、違いを認め合いながらわかり合う、その対話の方法が具体的に提示されています。

ビジネスの場で、友人たちとの会話で、家族との間で、きっと役に立つと思います。

前作『ザ・メンタルモデルワークブック』と同じく、文章は平易で読みやすいですが、理解して実践していくのは本当に難しいなと、この本を編集しながら感じています。

どうしても感情が邪魔をします。でもそれを続けて行こうと思っています。

私は、分断していく世界を望みません。

違いを認め合いながら、わかり合う努力をし続けていこうと思っています。

そんな方にぜひ読んでいただきたい本です。

どうぞよろしくお願いいたします。

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